死生学プログラム化 学部学科生向けに設立

 今年度秋学期から、15年次生以降を対象とした「上智大学死生学履修プログラム」が開設されることが今月8日にロヨラ上で発表された。対象者は全学部学科の学生で、プログラムを履修するには事前の申請が必要だ。
 プログラムの対象となっている講義を履修し、必要単位数を修得すると、卒業時に「プログラム履修証明」が発行される。コースは宗教の公共性、死生学・生命倫理、臨床スピリチュアルケアの3つの群に分かれており、選んだコースの履修証明をもらうことになる。
 受講の申し込みは2年次秋学期となっているが、プログラムの中で今までに取った単位があれば充当できるため3年生以上でも可能。申し込み要件は2年次春学期までにキリスト教人間学を2科目4 単位以上取得済であることと、2年次春学期までの全科目の GPA が2.5 以上であることで、書類審査と面接を経て学年で10人から15人程度が選抜される。来年以降も受講の申請は秋学期開始時の予定だという。また、プログラム履修に関する相談には実践宗教学研究科事務室が電話やメールで対応している。
 実践宗教学研究科の島薗進教授は「これまで、死生学に興味があるが何を勉強すれば良いのか分からないという声が学生から上がっていた。今回のプログラム開設によって学部生も死生学を学びやすい環境が整ったと思う」と話した。