おじさんにこそバナナの力を

市ヶ谷のバナナジュース専門店

市ヶ谷の大通りを少し外れた住宅街に佇む、小さなバナナジュース専門店「ミバショウ」。軒下に吊るされる一房のバナナが目印だ。ランチタイムには多くの女性客が列を成す人気店で、SNSでも話題を呼んでいる。

 店主の宮原健さんによれば、開店のきっかけは自身のサラリーマン時代。連日の飲み会で体調を崩していた頃、カリウムが多く含まれるバナナジュースを飲み始めたことで体調が良くなったという。この経験から「サラリーマンがバナナジュースを飲んで体をいたわることができるように」とバナナジュース専門店を立ち上げた。宮原さんは「飲み会続きのサラリーマンのおじさんにこそバナナジュースを飲んでほしい」と話す。当初のターゲットはサラリーマンだったが、客層の約8割は女性だという。「本来のターゲットである男性の客層を増やすことも今後の課題の一つ」と意欲を見せた。

メニューは二種類のバナナジュースと日替わりのホットサンド、スープのみ。バナナジュースは、通常のバナナジュースと「バナップル」を使用したプレミアムバナナジュースの二種類。通常のバナナを使用したものは、非常にマイルドな味わいで、サラっとした飲み口の非常に飲みやすいバナナジュースだ。一方、バナップルを使用したプレミアムバナナジュースは、ほのかにりんごの風味が漂い、りんごが入っていると錯覚するほど。「実は私自身あまりバナナ自体を食べるのは好きではない。でも、ジュースにすれば楽に飲むことが出来るしカスタマイズも可能だ」と宮原さんはバナナジュースの魅力を語った。

今後は、中心街への二号店の出店などバナナジュースの定着に力を入れると話す宮原さん。「バナナジュースはまだサラリーマンに定着していない。バナナジュースを日々口にするという習慣をこれからも広めたい」と思いを熱く語った。